さらば愛しきルパン
ルパン三世の原作者、モンキー・パンチ先生がお亡くなりになりました。
子供の頃から一連のテレビシリーズやカリオストロの城が好きで夢中になって見ていました。
ルパン三世は確実に私の人生の一部として存在していて、そして重要な部分でした。
そんなルパンを生み出してくれたモンキー・パンチ先生には感謝の言葉しかありません。
ご冥福をお祈りいたします。
さて、本当に子供の頃からルパン三世を楽しんできたのですがその中でも印象深い作品がありますので書いていきたいと思います。
「さらば愛しきルパンよ」
2ndシーズンの最終回。ご存知、宮崎駿が脚本した回です。ラピュタのロボットが出てきたり、島本須美さんがヒロイン役の声優だったりとその後の宮崎作品を思わせる要素が盛りだくさんです。
序盤、偽ルパン一味がヒロインの真希をだまして利用します。作品をとおしてほぼほぼ偽物ルパンが暗躍する話で、本物ルパンがでてくるのは作品の最後のほうだけなんです。
(実は銭形に変装してでていたりしますが)
ただこの本物ルパンがイケメンルパンで本物登場から偽ルパン一味を成敗するまでの展開がとってもスカッとして気持ちがいいのです。
なんでも、2ndシーズンのルパンが気に入らなかった宮崎監督は本来のルパン像はこうだよって主張したくてこの話を書いたそうです。この宮崎監督のルパン像は「カリオストロの城」にも通じてますね。
この回で一番好きだったのはロボット「ラムダ」の動きです。手が翼になって飛ぶんですがこの飛んでいる動きが気持ちよかった。
「魔術師と呼ばれた男」
もう一つは1stシーズンの第2話です。パイカルという敵とルパンが対決する話で、このパイカルは手から炎を出したり、拳銃で撃たれても死ななかったり、空中に浮いたりと魔術的なトリックでルパンを追い詰めます。まあそのあたりはさておき、この話で一番印象に残ったのはなんといっても不二子ちゃんですね。パイカルに拉致られた不二子ちゃんがパイカルのアジトで服をビリビリ破られるシーンがありまして。
これを見ていた当時(小学校低学年だったと思いますが)えらくドキドキした憶えがあります。「えっこの後どうなっちゃうの?」って。
まだ純粋だったのでその後の展開なんて知らなかったわけですが、今思えば初めてエロに目覚めた瞬間かもしれません。
だれかいませんかね、子供の頃の夢というか妄想というか、寝ている時に不二子ちゃんのはだかを一生懸命思い浮かべていた人。
いますよね。
他にも色々ありますがあらためてモンキー・パンチ先生、ありがとうございました。